GEM Partners株式会社が発表した「動画配信(VOD)市場5年間予測(2017年-2021年)レポート」によると、動画配信サービスのシェア1位はdTV、3位はU-NEXTとなっています(2位はHulu)。
この記事では、dTVとU-NEXTを実際に使用したり、各社のカスタマーセンターへ問い合わせたりして、スペックを徹底調査。公式サイトには掲載されていない情報も含めて、幅広くお役立ちトピックを公開しております(dTVとU-NEXTに情報の内容について確認をしています)。
さらに、ジャンルごとの配信数や作品傾向を紹介&フカボリしています。
「dTVとU-NEXTの違いがわからん!」「dTVとU-NEXTを比べると、何がどう違うの?」という疑問をお持ちの方のお役に立れば幸いです。
ぱっと見で分かるdTVとU-NEXTの特徴比較表
dTVとU-NEXTの相違点が一目で分かる表を作成しました。当たり前のことですが、見たい作品がたくさん配信されているサービスをチョイスすることが最善です。
dTVもU-NEXTも、31日間の無料お試し期間があります。両方のサービスに登録して、使い心地や配信番組の内容を確認することをおすすめします。
dTV | U-NEXT | |
運営会社 | (株)NTTドコモ | (株)U-NEXT ※USEN系の会社 |
月額料金(税抜き) |
500円 ※作品によっては追加料金が必要 |
1,990円 ※作品によっては追加料金が必要 |
お試し期間 | 31日間無料 | 31日間無料 |
作品数 | 約12万 | 約12万 |
会員数 | 約500万 | 約150万 |
ダウンロード保存 | 〇 | 〇 |
テレビやPCでの閲覧 | 〇 | 〇 |
映画(洋画) ※アジア系映画を含む |
1,900 |
2,661 U-NEXTの方が作品数が多くおすすめ |
映画(邦画) | 967 |
1,935 U-NEXTの方が作品数が多くおすすめ |
海外ドラマ | 315 |
495 海外ドラマはU-NEXTで決まり |
国内ドラマ | 352 |
901 U-NEXTの方が作品数が多くおすすめ |
アニメ |
アニメ映画243、テレビアニメ283 合計526 |
2,650 U-NEXTの方が作品数が多くておすすめ |
バラエティ | 225 |
789 作品数ならU-NEXT |
音楽ライブ配信 |
作品数非表示ながら約20本以上はある。 dTVは音楽に強い。カラオケ充実 |
LIVE映像・舞台180 |
韓流ドラマ | 252 |
382 作品数はU-NEXTが圧倒的に多い |
公式サイト |
dTV公式サイト |
U-NEXT公式サイト |
*dTV、U-NEXTの各ジャンルの配信本数は、2017年5月中旬のもの。配信数は、毎日変動するので、参考程度にお考えください。
実際にdTVとU-NEXTを利用した感想を口コミレビュー
dTVはドコモ、U-NEXTはUSENと、どちらも日本を代表する大手企業が取り組む、動画配信サービスです。
dTVは月額500円、U-NEXTは月額1,990円と、その使用料には大きな差があります。dTVは安かろう悪かろうではないのか、U-NEXTは値段相応の価値のあるサービスなのか。実際に、2社のサービスを利用し検証してみました。
dTVとU-NEXTのどちらかにしかないジャンル
ジャンル | dTV | U-NEXT |
ガールズ | ○シャネル特集など | × |
教養 | ○野生動物の海外ドキュメンタリーなど | × |
シアター | ○おそ松さん、身毒丸などの舞台を配信 | × |
ショートショート | ○永遠にずっとなど、短編映画を配信。 | × |
FOXチャンネル | ○シンプソンズなど、FOXの作品を配信。 | × |
カラオケ | ○カラオケ動画を配信。 | × |
ドキュメンタリー | × | ○NHKスペシャルなどの国内ドキュメンタリーなど |
アイドル | ||
× | ○アイドル・グラドルのイメージビデオなど | |
アダルト | × | ○AV旧作中心、アダルトアニメもあり |
dTVは、ジャンル分けが細かく、カラオケ動画が多い印象です。スマホを使ってカラオケを楽しむ方(例えば、ドライブの際、カラオケをするとか)の場合、かなり便利です。
また、シアターやショートショートなど、他社動画配信サービスには設定されていない分野の作品も配信されていて、「月額500円でこんなに幅広いジャンルが楽しめるのかぁ」とうれしくなります。
さらに、dTVのオリジナル・カテゴリー内には、声優さんがマンガを読み上げてくれる「マンガ」というコンテンツがあります。これも他社にはない、かなり独特な企画です。
一方、U-NEXTは、国内ドキュメンタリーやアイドル系番組が充実しています。さらに、アダルト系番組もチェックできるところがお得です。ジャンルの設定が多いのはdTVですが、作品のラインナップだけだと、個人的にはU-NEXTのコンテンツがけっこう好きです。
例えば、「超ムーの世界」「超ムーの世界R」「超ムーの世界 第2章」というオカルト関係のトーク番組シリーズが見放題でチェックできる動画配信サービスは、U-NEXTだけなのです。
当たり前ですが、値段のことはひとまず置いておいて、ご自分の見たい番組が配信されているかをまずチェックすることをオススメします。
公式サイトで配信作品を確認
dTVとU-NEXTのおまけ的サービスの比較
付帯サービス | dTV | U-NEXT |
VR配信 | ○30数本配信中 | × |
雑誌読み放題 | × | ○70誌以上読み放題 |
電子コミック・書籍 | × | ○20万冊以上。ただし、ポイントが必要 |
dTVとU-NEXTのおまけ的サービス、個人的にはU-NEXTの方がおすすめです。
U-NEXTには雑誌読み放題が、付いてくるというのはかなり魅力的。雑誌って、購入すると500円から1,000円くらいはしますし、なんだかんだ、かさばるし重い。しかし、U-NEXTの電子雑誌読み放題なら、お金の心配をしなくて良いし、邪魔になりません。
一方、dTVは、まだまだ数は少ないのですがVR配信をしています。スマホに専用アプリをダウンロードし、VR番組を画像のメガネで視聴すれば、あら不思議。立体的な動画が楽しめます。
この画像のVRメガネは、ドコモのショップで無料配布しています。別にdTVに申し込んでいなくても、誰でも貰えます。AmazonでVRゴーグルを買うと2,000円前後するので、ドコモショップまで貰いに行くと得した気分になれます。
dTVのVR配信が気になっている方は、まず無料お試しに申し込みをし、VRゴーグルをドコモショップで受け取り、使い心地を確認してみてください。
ただ、「VR配信をしているから」という理由をメインにしてdTVに申し込むと、配信数の少なさにガッカリしてしまうはず。あくまで、今の段階ではdTVのVR配信はおまけ的なサービスだと認識しておく方が無難です。
dTVとU-NEXTのポイントシステムと課金作品の料金&レンタル期間の比較
dTV | U-NEXT | |
毎月付与されるポイント | × |
○毎月1,000ポイント付与 ※1,000円分として使用可 |
課金(ポイント)が必要な作品の価格例 ※税抜き |
標準=200~400円 HD=260~500円 ※100円~レンタル可能 |
200~500円 |
ポイントの使用期限 | 獲得月から数えて48か月後の月末まで |
毎月付与される1,000ポイントは、45日間。 チャージしたU-NEXTポイントの場合、180日間。 |
レンタル期間 |
映画=決済から30日以内 ただし、最初の再生から48時間以内のみ視聴可能。 ドラマ=決済から7日以内 |
【一例】 海外ドラマ1話=2日 海外ドラマ6話=14日 海外ドラマ全話=30日 映画=2日 |
dTVもU-NEXTも、すべての作品が見放題というわけではなく、新作などは有料で配信されています。どちらも、だいたいドラマが200円、映画が400円~500円(すべて税抜き)と同程度の価格設定です(私は見つけられませんでしたが、ドコモカスタマーセンターによると、dTVには100円でレンタルできるコンテンツもあるとのことでした)。
しかし、レンタル期間には大きな違いがあります。ドコモカスタマーセンターに問い合わせし、確認したところ、dTVは、映画とドラマでレンタル期間が異なるので注意が必要です。
U-NEXTはビデオや映画を1話レンタルした場合、借りられる日数はたったの2日間。レンタル期間が短すぎるので、個人的には不満。もっと長くしてほしいものです。
が、U-NEXTの場合、毎月1,000ポイントずつ付与されるので、毎月新作ドラマが4本は見られます(新作1本=税込み216円として計算)。
dTVは、ポイントを毎月もらえるわけではないので、ポイントを買うか、ドコモのその他サービスで貯めたdポイントを使うしかありません。ポイントを別途購入するということに、個人的には抵抗を感じます。月額料金以外に、さらにお金を支払うなんて、ケチな自分には耐えられません。
ということで、dTVとU-NEXTのポイント比較は、U-NEXTが勝利。U-NEXTの毎月1,000ポイントプレゼントは、かなりうれしいサービスです。電子書籍の購入にも使えるところも便利です。
公式サイトで配信作品を確認
映画作品(邦画・洋画)での比較
動画配信サービスは、同じように見えて、実はそれぞれ配信コンテンツに、得意なジャンル、苦手なジャンルがあります。このコーナーでは、dTV、U-NEXT、それぞれのランキングをもとに、各社どのようなジャンルが強いのかを比較し探っていきます。
洋画を見たい人におすすめなのは?
dTVとU-NEXTを洋画部門で比較したとき、おすすめしたいのはU-NEXTです。理由は、ランキング1位の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」が見放題に入っているからです。
dTVを含め、他社動画配信サービスでは、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
」は、有料配信がほとんどです。なお、dTVで1位の「アリス・イン・ワンダーランド」はもちろん、U-NEXTの見放題にも入っています。
dTVとU-NEXTの洋画ランキングを比較してみると、どちらも有名作、人気作はまずまず配信されています。今、映画館で上映されているコンテンツのシリーズ作が豊富に取り揃えられています。
もちろん、各社とコンテンツ提供元である配給会社との契約条件の違いなどがあるはずなので、一概には言えませんが、U-NEXTの方が、新作配信が早いように感じます。ということで、洋画ファンには、U-NEXTをおすすめします。
dTV | U-NEXT | |
1位 | アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅 | ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー |
2位 | ダイバージェント | テッド |
3位 | ワイルド・スピード EURO MISSION | ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 |
4位 | カイト/KITE | ワイルド・スピード |
5位 | アフター・アース | ワイルド・スピード MEGA MAX |
公式サイトで配信作品を確認
邦画を見たい人におすすめなのは?
dTVとU-NEXTの邦画部門を比較します。
dTVもU-NEXTも数年前の人気作や話題になった作品は、ほとんど配信されています。新作にはあまり興味がなく、旧作を見放題で楽しみたいという方は、dTVでもU-NEXTでも、どちらでも満足できるはずです。
しかし、新作を見たい方におすすめなのは、U-NEXTです。なぜなら、U-NEXTは毎月1,000ポイント付与されるので、そのポイントを使って配信されたばかりの映画がチェックできます。
まあ、dTVでもポイントを購入すれば、新作を見ることはできるんですけどね……。しかし、dTVの最大の魅力は“月額使用料が激安500円”ということ。
個人的には、動画配信サービスを使うメリットは、見放題ということにあると思っているので、新作に別料金を支払いたくありません。
dTV | U-NEXT | |
1位 | 悪の教典 | 海を感じる時 |
2位 | WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ | みんな!エスパーだよ! |
3位 | みんなエスパーだよ! | 蛇にピアス |
4位 | 新・極道の紋章 | シン・ゴジラ |
5位 | カイジ 人生逆転ゲーム | 闇金ウシジマくん |
公式サイトで配信作品を確認
ドラマ作品での比較
国内ドラマを見たい人におすすめなのは?
少し古いドラマは、dTVでもU-NEXTでも見放題になっている場合が多く、まあどちらを選んでも楽しめます。
しかし、現在放送中のドラマの見逃し配信は、各社有料のものが多い印象です。そうなってくると、やっぱり毎月付与されるポイントを使って視聴できるU-NEXTの方がおすすめです。
dTVのカスタマーセンターに、コンテンツ配給会社を聞いてみたのですが「公表していません」とのことでした。
公式サイトで配信作品を確認
海外ドラマを見たい人におすすめなのは?
海外ドラマの視聴をメインに考えている方には、dTVがおすすめです。海外ドラマは配信数で考えると、U-NEXTの方が多いのですが、新作はdTVの方が早いです(作品によりますが)。
例えば、dTVは「HOMELAND シーズン6」まで配信されているのですが、U-NEXTには「HOMELAND シーズン5」までしかありません(ただし、ともに見放題対象ではなく、別途課金あり)。
U-NEXTは、「海外ドラマ本気宣言」というキャンペーンを開始しました。今後、海外ドラマ作品が充実していくはずなので期待しましょう。
dTV | U-NEXT | |
1位 | THE MENTALIST/メンタリスト シーズン4 | プリズン・ブレイク シーズン5 |
2位 | プリズン・ブレイク ファイナル・シーズン | THE MENTALIST メンタリスト シーズン4 |
3位 | プリズン・ブレイク シーズン2 | GRIMM/グリム シーズン3 |
4位 | プリズン・ブレイク シーズン1 | コンスタンティン |
5位 | HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン | アグリー・ベティ シーズン1 |
公式サイトで配信作品を確認
韓流ドラマを見たい人におすすめなのは?
韓国ドラマは、dTVが252本、U-NEXTは382本と、両社とも配信に力を入れているジャンルです。
韓国ドラマに関して、dTVとU-NEXTを比較すると、おすすめはU-NEXTです。理由は、U-NEXTが最新人気作の独占見放題サービスを開始したから。毎月10日に最新作が追加され、見放題で楽しめるようになりました(正確には”1~10話は見放題、11話以降は課金”とか制限はあったりするのですが)。
しかし、dTVも負けてはいません。韓国ドラマを「韓流スター/K-POPスター出演作」「正統派ラブストーリー」など細かく分類して紹介してくれているので、好みの作品が探しやすいという利点があります。
また、配信数もU-NEXTほどではないですが、それなりに多いので「dTVに登録したら韓国ドラマの本数が少なすぎてガッカリ」ということにはなりません。
dTV | U-NEXT | |
1位 | 伝説の魔女 | 星から来たあなた |
2位 | 恋はドロップキック!~覆面検事~ | イニョプの道 |
3位 | ゴハン行こうよ2 | 君を愛した時間 |
4位 | イニョプの道 | ああ私の幽霊さま |
5位 | 星から来たあなた | 傲慢と偏見 |
公式サイトで配信作品を確認
アニメ作品での比較
アニメの配信数は、dTVが526本、U-NEXTが2,650本と、U-NEXTの圧勝です。ドコモには、同社が運営するアニメ専門の動画配信サービス、dアニメストアがあるので、アニメはそちらに任せて、dTV自体はそれほどアニメ配信に力を入れていません。
dTVは、子供向けアニメは多数そろっているのですが、コアなアニメファンが納得するかというと疑問を感じます。
一方、U-NEXTは現在放送されているアニメもほとんどが見放題で楽しめます。アニメが好きな方には、U-NEXTがおすすめです。
dTV | U-NEXT | |
1位 | 劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵 | るろうに剣心 |
2位 | 劇場版 名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー) | HUNTER×HUNTER |
3位 | 劇場版 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) | 夏目友人帳 陸 |
4位 | 劇場版FAIRY TAIL -鳳凰の巫女- | ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 |
5位 | 劇場版 名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー) | NARUTO-ナルト- 疾風伝 |
公式サイトで配信作品を確認
音楽ライブ配信での比較
音楽ライブ配信部門で比較すると、dTVの方がおすすめです。dTVは、携帯電話専門の動画配信サービス・BeeTVのコンテンツがチェック可能。BeeTVは、NTTドコモとエイベックス・デジタルが共同で作った会社ですから、かなり音楽配信は充実しているのです。
なお、BeeTVの作品は、dTVの「オリジナル」カテゴリで楽しめます。
dTVでは、最近人気のあるアーティストの作品が、カラオケやミュージックビデオも含め、大量に配信されています。「今、注目されているミュージシャン」がお好きな方は、dTVを選んで間違いありません。
一方、U-NEXTは、ライブアイドル系番組の配信がわりと多く、マイナーアイドルがお好きな方はけっこう楽しめます。さらに、モーニング娘。の過去映像や30年ほど前のTHE ALFEEの野外ライブなど、今となっては懐かしいコンテンツを視聴できるので、マニアックな音楽ファンには、U-NEXTを推薦します。
dTV | U-NEXT | |
1位 |
BANG BANG BANG (BIGBANG10 THE CONCERT : 0.TO.10 -THE FINAL-) |
Rev.from DVL ラストライブ ”NEVER SAY GOODBYE -arigatou-” @赤坂BLITZ |
2位 |
やさしさで溢れるように (JUJU SUPER LIVE 2014 -ジュジュ苑 10th Anniversary Special - at SAITAMA SUPER ARENA) |
スキマスイッチ 10th Anniversary Symphonic Sound of SukimaSwitch |
3位 |
糸 (EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2016 "IT'S SHOW TIME!!") |
演劇女子部ミュージカル 「LILIUMリリウム 少女純潔歌劇」 |
4位 |
BANG BANG BANG (BIGBANG10 THE CONCERT : 0.TO.10 -THE FINAL-) |
SUNSET SUNRISE 1987 AUG.8-9 THE ALFEE |
5位 | Rusty Nail -THE LAST LIVE- |
ライブレボリューション21 春 ~大阪城ホール最終日~ |
公式サイトで配信作品を確認
テレビ・パソコンでの閲覧とダウンロード機能や画質について比較
dTV、U-NEXTともに、テレビ、パソコン、スマホ、タブレットで動画視聴が可能です。
画質は、dTVもU-NEXTも、「特別美しい」ということはできませんが、視聴に困難をきたすほど荒いわけではありません。
画質に、もすごくこだわる方は、あまり納得できないかもしれませんが、まあ、個人的にはdTVとU-NEXTの映像画質には満足しています。
あくまで主観ですが、dTVはU-NEXTと比較すると、多少画質が落ちます。さらに、dTVは動画再生中にときどき止まります(視聴環境は、wifi&ipad)。
U-NEXTは、今のところ再生中に止まることなく安定しています。
dTV | U-NEXT | |
テレビ | ○ | ○ |
パソコン | ○ | ○ |
スマホ、タブレット | ○ | ○ |
ダウンロード | ○ | ○ |
画質 |
4KまたはHD ※4Kは対応テレビ等のみ |
自動、高画質、低画質、最低画質から選択可能 |
dTVとU-NEXTダウンロード機能比較
dTV | U-NEXT | |
ダウンロード対応デバイス | スマホ、タブレット | スマホ、タブレット |
再生可能期間 | 見放題作品は、ダウンロード後48時間以内のみ視聴可能。以後は、ライセンスの再取得が必要 | ダウンロード開始から最長48時間以内。作品ごとに異なる |
ダウンロード機能については、dTV・U-NEXT、両社ともに備わっています。ただし、どちらもPC内保存はできず、スマホまたはタブレット内に保存します。また、すべての作品がダウンロードできるわけではなく、一部の作品のみです。
dTVとU-NEXTのダウンロード機能を比較すると、U-NEXTの方が使い勝手が良いです。というのも、dTVは、いちいち動画再生前にアカウント認証する必要があります。例えば、ネット環境がまったくない場所で、ダウンロードした動画を視聴しようとしても、アカウント認証ができなければ再生も不可能です。
また、dTVはあまり知られていませんが、再生デバイスごとに視聴できる作品に差があります。スマホだと見られない番組とかドコモ回線を持ってない人はチェックできない動画などがあったりします。
気になる方は、下記URLからご確認ください。
https://pc.video.dmkt-sp.jp/title-list/unsupport-title
Netflix、Hulu、Amazonとの比較
月額 | 作品数 | 無料お試し | 特長 | |
Hulu | 933円 | 約3万 | 14日 | 海外ドラマに強み |
dtv ※課金作品あり |
500円 | 約12万 | 31日 | 会員数日本1 |
U-NEXT ※課金作品あり |
1990円 | 約12万 | 31日 | アダルト系もあり |
Amazonプライムビデオ ※課金作品あり |
325円 (年会費3,900円) |
約2万 | 30日 | 発送サービスに付帯するオマケ |
Netflix |
650円 950円 1450円 |
約3万 | 31日 | オリジナル作品に強み |
上記の表は、動画配信サービスの大手5社を比較したものです。
それぞれの特長があるので、動画配信サイト選びの参考にしていただければ幸いです。
各社の紹介ページを読んで、自分にとって一番ぴったりくるサービスをお選びください。
まとめ
dTVとU-NEXTは、月額使用料が4倍ほど違います。どちらもコンテンツ配信数を約12万本と公表しており、チェックできる映画&ドラマなどはとても多いです。
印象としては、dTVの方がより大衆・ヤンキー寄りのサービスで、U-NEXTは、少しマニアック寄りです。U-NEXTはアダルト番組も見られる上に、雑誌も読み放題です。
個人的には、コンテンツの内容のみで比較するとU-NEXTの方がおすすめです。月額使用料1,990円は、確かに高いのですが、アダルト、雑誌も楽しめて、アカウントも4つまで取得でき家族で楽しめる動画配信サービスはほかにありません。かなりお得です。
ただ、dTVは、月額500円という安さがかなり強力ですし、U-NEXTよりカスタマーサービスの担当者の雰囲気が良いというメリットがあります。
U-NEXTは問い合わせ先にメールをしても返信が非常に遅い上に、電話をすると担当者がサービス内容をあまり理解していなかったりします……。
なので、かなり悩ましいところですが、やっぱり動画配信サービスは配信内容で選ぶべきなので、今回はU-NEXTの勝ち!(と勝手に)決定いたします。
どちらも、無料お試しができるので、一度使ってみると、サービスの違いがよくわかります。実際、私も複数の動画配信サイトを利用することで、各社の良し悪しが理解できるようになりました。
以上、動画配信サービス選びの参考にしていただければ幸いです。
公式サイトで配信作品を確認